スピリチュアル

スピリチュアルと宗教の違いって何?

「スピリチュアル」と聞くとどうしても宗教が思い浮かんでしまう方も少なくないと思います。

しかしながら、スピリチュアルとは目には見えない世界のことであっても、何かを信仰する宗教とは少し異なります。

スピリチュアルについて興味が無いわけではないけど、少し宗教っぽくて抵抗があるという方も安心してください。
この記事を最後まで読めばスピリチュアルと宗教の違いがはっきり分かると思います。

今回はそんなスピリチュアルと宗教の違いを分かりやすく解説していきます。



スピリチュアルと宗教の違い

まずはじめに、スピリチュアルと宗教は似て非なるものです。

これは宗教は絶対的な信仰対象があるのに対し、スピリチュアルは全て自分の内側に有るというのが大元の考えだからです。

スピリチュアルにももちろん、神や天使の高次元の存在は登場します。

ですがそれは崇めたり信仰するものではなく、最後に信じるのはいつでも自分の内側なのです。


スピリチュアルにはハイヤーセルフ(自分の高次の意識=魂)という考え方があります。

このハイヤーセルフと神や天使などの高次の存在は皆平等=自分も神であり、他人も神であるとされています。

ここが宗教とは違うポイントです。
人間と高次元の存在とでは差が存在しないのです。


とはいえ、精神がとても辛い時には、神の存在や高次元の存在に縋るというのも時には必要なことなのかもしれません。

ですが、スピリチュアルというのは祈れば高次元の存在が全てを助けてくれるのではなく、自分の心や意識をまずは整えるところから始まります。

これがスピリチュアルと宗教の大きな違いなのです。

信仰対象が無いのは知らなかった!


なるほど!




本来の自分に還るためのきっかけ

また、スピリチュアルとは本来の自分に還るというのが一番の目的です。
それに対し宗教は、信仰対象からの生きていくうえでの教えがあり、それを行うことによって心を豊かにしていくのが目的です。
ここもスピリチュアルとは異なる点です。

スピリチュアルの概念では、本来の私たちはやりたいことをやり、好きなように生きるための能力を元々持ち合わせています。

しかし、そう聞くと一部の特別な人だけが、幸せで豊かな暮らしを送っているように感じる人もいると思います。
ですがけしてそんなことは無く、人間ひとりひとりが持ち合わせた本来の力であり、誰しもが幸せで豊かな生活を送る権利を持っているのです。

それはなぜかというと、本来の私たちの魂というのは、愛と光に溢れたポジティブな存在だからです。


私たちの魂は宇宙から地球に降り立つ際に、その時のエネルギーの感覚を忘れてしまっていると言われています。
本来はとてもクリアでポジティブなエネルギー体なのです。

スピリチュアルとはそれを思い出すための、具体的な知識と教養です。
宗教も目指すところは「幸せ」かもしれませんが、祈りと信仰が第一の宗教に対し、スピリチュアルは全ては自分の内側なので自分で未来を切り開いていくイメージです。


本来の私たちというのは自ら願いを叶え、幸せに生きる力を持っています

そしてスピリチュアルの教えの最終形とは、他人をも幸せに導く光の存在になることです。
そうなるにはまず、自分の内側を整えることが大事なのです。


宗教とは異なり、スピリチュアルという考え方や能力はけして特別なものではありません。
本来の自分に還るための、きっかけに過ぎないのです。



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