【スピリチュアル】まずは自己満足で良い！現実は過去の内面の投影

「自己満足ではいけないよ」

誰しもが一度は誰かにそう言われたことがあるでしょうし、誰かに言われたことが無くても、自分でそう思ったことが一度はあると思います。


私自身も長らく地下アイドルをしていた経験から、”自己満足ではいけない”強くそう思っていた時期がありました。

また、更に上を目指すために”現状で満足してはいけない”とも思っていました。


しかし、今はスピリチュアルリストとして生き、幸せに生きる方法を知ってから考え方や価値観が変わりました。


ー 誰だってもっと、幸せに生きて良い。


今回は、みなさんの幸福度がちょっぴり上がる、そんなお話をしていきたいと思います。

１．自己満足という状態

私たちが日頃使う「自己満足」という言葉には、「自分”だけ”が満足している」という少しネガティブな意味が込められています。

例えばアーティストならば、自分の好きなことばかりやっていても誰かに見てもらえなければ意味が無いと感じますよね。
確かに、誰かを共感させてなんぼのアーティストなのですが、結局はまずは自分が満足しなければ、誰かを満足させることは出来ないのです。

それはなぜかと言うと、今私たちが見ているこの現実というのは、過去の内面の投影だからです。

これは以前お伝えした波動の法則のお話しにも関わってくるのですが、自分が満足していない状態だと、次来る現実も満足出来ないものになってしまうのです。

アーティストにとってファンがたくさんいることが一つの”満足している状態”だとしたら、先に自分が”満足している状態”を感じなければなりません。

自分が満足していないと、ファンが少ない（ファンが増えない）＝”自分が満足していない”という現実が投影されかねません。

※”自分が満足していない”と感じる事象は様々あるので、ここでは「～されかねない」という表現を使用しています。
※”自分が満足していない”と感じる現実をどのような事象で体験するのかは、その時になってみないと分かりません。
（上記のことが起こるかもしれないし、別の何かが起こるかもしれないということです。）

また、そもそも、”自己満足”のどこがいけないのでしょうか。

もちろん、相手を蔑ろにしたり、傷つけたり、そういったことが生じる自己満足は良くありません。
ですが、自分のやりたいことを表現するというのはとても素晴らしいことなのです。


それに加えて、相手の感情は目に見えません。
自分が満足することをやっているのに、どうして相手は満足していない”ただの自己満足である”と判断するのか。

それは単なる思い込みに過ぎません。

相手が満足していないのではと、勝手に自分や第三者が判断しているだけです。

アーティストならばファンが増えないと”相手が満足していない”と感じやすいでしょう。
ですが、それも単なる思い込みで、それ以前のマイナスの信念や不安が現実に投影されているだけです。


ただし、この地球は行動の星なので自分に自信をつけるためにもある程度の努力は必要です。

ですが、やることはちゃんとやっているのにも関わらず、”自己満足ではいけない”と思う必要は全く無いのです。
まずは自分が満足することで、より相手のために前向きに取り組めるようになります。

それが最終的に最高の結果に繋がっていくのです。

現状維持機能と２：６：２の法則

また、第三者が「それは自己満足だよ」と、やっていることを否定してくることもあると思います。

そういった場合は、潜在意識からの現状維持機能が働いているか、２：６：２の法則によってあなたのことを指摘したいだけの人が現れている状態です。

まず、現状維持機能というのは、何か飛躍しそうな時に潜在意識が止めに入るストッパーのようなものです。
今までと違う世界に行こうとしているので、強い恐れが出たたり、直感ではうまくいくと思っていたのにそうでも無い現実が続いたりします。

これはある種、「本当にそちらの人生を歩みますか？」という確認や挑戦状みたいなものです。

自分では「これで間違いない！」と思って行動している時に、第三者から「それは自己満足だよ」と言われた場合はたいてい現状維持機能が働いています。

また、以前にも取り上げましたが、世の中には２：６：２の法則があります。

この法則から、ただ単にあなたのことが気に食わないという人が「それは自己満足だよ」と囁いている場合もあります。

これは現状維持機能として現実に現れる場合もあるので、雑音くらいに思って軽く受け流しましょう。

スピリチュアルの世界では夢を否定する人のことをドリームキラーとも言います。


しかしながら、いつだって信じるのは自分です。
まずは自分を満足させて、良い現実を展開していってくださいね。

２．現状に満足出来ない人

もう一つ陥りやすいのが、”現状に満足してはいけない”という不満感です。

上を目指すのは素晴らしいのですが、これも先ほどのお話しとほぼ同じで、今満足していないと次にくる現実も満足していない状態になってしまいます。

まずは現状に満足して大丈夫なのです。
満足してから、次の目標地点を目指しましょう。


たまに、「現状に満足してしまうと上に行けないのでは？」と言う人がいますが、それは違います。

現状に満足しているということは、とても高い波動を放っているのと同じです。
ですので、高い波動を保ちながら、次の目標を目指すとより良いものが生まれます。

より良いものが生まれるということは、更なる飛躍に繋がるということです。
ですので、けして現状に満足することは悪いことでは無いのです。

逆に、今満足していない状態というのは不足感を感じている状態です。
不足感は更なる不足感を引き寄せます。

今の現状に満足が出来ない人というのは、裏を返すと幸せを外側に求めすぎています。
今、幸せを感じられる心はここにあるのに、「～ならないと幸せじゃない」と決めつけているのと同じなのです。

こういう人はどんなに成功と呼べる功績を残しても、幸福度の低い人生を歩むことになります。
何をしても満足できないのです。


ですので、そうはならないためにも、現状にまずは満足感と幸せを感じるというのはとても大切です。

自分が満足すればするほど、より良い現実が今後も創られていくのです。

３．今の現実とは

今の現実とは過去の内面の投影に過ぎません。

あなたが今、満足した生活を送っているのなら、今後も満足した生活を送ることが出来ます。

逆に、満足した生活を送れていないのだとしたら、まずは内面を変える必要性があります。


食事の有難みを深く味わってみたり、安心して眠る家があることに温かい気持ちになったり、現状のひとつひとつに感謝することが大切です。

現状に満足して大丈夫です。

現在、辛い現実を歩んでいる方もいるかもしれません。
それでも現状に満足して大丈夫です。
現状に満足するからこそ、より満足する人生を歩めるのです。そのまま変わらないなんてことはありません。
不安や焦燥感は捨ててください。
ただ、現状に満足して、幸せに生きるだけでいいのです。

それを繰り返していけば、数年後には驚くほど現状が良くなっていることでしょう。

私も数年前までは借金がありました。
とても辛く、苦しい日々でした。

しかし現在では好きな仕事をし、たまに旅行に行ったりのんびりとした生活を送れています。
まだまだ上を見たら大成功と呼べるほどの人生ではありませんが、それでも自分は満足しているのです。

もっと今後の人生が良くなる確信があるから。

現状に満足して大丈夫です。

人生とは、過去の内面の投影であることを忘れないで歩んでいってくださいね。

おわりに

ここまでのお話しで現状に満足することがいかに大切か、お分かり頂けたかと思います。

苦しい現実を歩んでいると、ついつい心が荒んで「現状に満足なんて出来るかー！」となりがちです。
ですが、それでも少しずつ現状のいいところを見つけたり、小さな幸せを感じることで現状から抜け出すことが出来ます。

多くの方が幸せに、そして豊かに、人生を歩んでいってくだされば私も幸せです。