小ぶりのトマトが４個で４００円超え、小松菜やほうれん草が値上がりしても安定の１０８円を貫いていた青梗菜も２００円超え。
度々スーパーで発狂したくなる昨今ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？
今に始まった話では無いですが、野菜が高くなったなと感じます。
そんな物価高に直面して、私はあの伝説のスーパーを思い出すのです。
そう、それは「話題のスーパーもちづき」。
”話題のスーパー”と言えども、知らない人が大半だと思うので説明すると、１０年ほど前まで静岡に展開していた中小スーパーです。
私が学生の頃はよくお世話になったのですが、もやし３円、卵（１０個）３円とかなり破格なセールをしていました。
１０年前でも３円は安すぎです。
消費者のためを想いかなりリーズナブルに頑張っていたのですが、忘れもしない２０１３年１月１６日、全店閉店がニュースになりました。
しかも閉店日はすぐの１月１８日。
ニュースに出ていた某店舗の店長「わたくしも今朝閉店と聞かされて、状況が良く分かりません・・・」
この事実に、かなりの衝撃を受けたことを覚えている。
ちなみに負債額は約６０億。自己破産での営業終了だった。
けいえい どうなってんねん！
私の代わりにぺんまるくんに言ってもらいましたが、それほどまでに消費者想いだったのでしょうか・・・。
ですが、自社の社員を第一に守れないようではいけませんよね。
ちなみにですが、閉店日はポイントカードを使い切りたい人で溢れかえり大変なことになっていました。
無論私の母もその一人。
そんな勲章とも言えるスーパーが静岡にはあったので、私は高い野菜を見る度に思うのです。
高くても農家の方やスーパーの方が生活出来ればそれで良いと・・・。
消費することで誰かの生活を支えているのですよね。
お金は巡り巡って、全て繋がっている。
それを忘れてはいけないと、強く思います。