今日はなんだか芸術に触れたい気分。
ということで、気になっていた美術展を見に行くことにしました。
場所は東京オペラシティアートギャラリー。
実は初訪問です。
初台駅から駅直結なのが嬉しい立地です。
思い返すと上野や六本木の美術館は良く行く機会がありますが、東京オペラシティアートギャラリーは不思議とありませんでした。
そこで今回はどんなアートギャラリーなのか、楽しみにしながら向かいました。
1.ガラスの器と静物画
今回見に行った展示は『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』というもの。
スウェーデンを拠点に活動するガラス作家・山野アンダーソン陽子さんのガラスの器と、18人のアーティストによる静物画、そして写真からなる展覧会です。
まず、山野さんはそれぞれの画家にヒヤリングしたイメージを元に、ガラスの器を制作。
そしてそのガラスの器を画家が静物画にし、更に写真家の三部正博さんが写真に残すという斬新なアート空間です。
写真に残すのは「今」をこの先に残せるから。
ガラス作品や静物画はどうしても年数が経つと劣化してしまいますが、「今」を収めた写真なら綺麗な作品のまま収められるという意図だそうです。
このアイディアは遡ること2013年、山野さんに「ガラス作品をフォトブックにしないか」と提案があったからです。
そんなそれぞれのアーティストたちの想いを紡ぐ展覧会となっています。
ガラスの美しさ
白い展示台の上に置かれるガラスの器。
光の反射がなんとも美しいです。
静物画はそれぞれのアーティストの味が出ていますが、写真に関してはしっかりと光の反射の美しさが収められています。
実際の山野さんが制作したガラスの器はどれも透明度が高く綺麗な印象です。
ガラスは液体
私たち凡人からしたらガラスは固形ですが、山野さんからしたら「ガラスは液体」なのだそう。
確かに、制作過程はガラスを溶かすのでそれが正解です。
これは制作者にしか分からない感覚なのだと感じました。
今回の展覧会では制作過程の映像作品も見ることが可能です。
より”液体”なのを感じられますよ。
2.豊か五感ポイント
主に視覚で楽しんできました
ガラスの器の数々もそうですが、画家の方々の静物画も個性があって楽しめました。
可愛らしいと感じるものから、抽象的なものまで様々。
それぞれがどのようなイメージで制作したのかを想像しながら観ると面白いです。
期間が残り少ないですが、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。
3.展示会の詳細
山野アンダーソン陽子と18人の画家
会場:東京オペラシティアートギャラリー
期間:2024年1月17日(水)~3月24日(日)
営業時間:11:00~19:00
閉館日:不定期
※詳しくは東京オペラシティアートギャラリーHPをご覧ください
4.場所の詳細
〒163-1403
東京都新宿区西新宿3丁目20-2
初台駅 東口 徒歩3分
営業時間:11:00~19:00
閉館日:不定期