790円。
私がこのラーメンを知った時の価格。
まだ静岡に住んでいた頃、よく東京に遊びに行っていてとあるライブハウスの隣にお店がありました。
ライブ鑑賞した後の至福の一杯。
よく友達と行っていたあのラーメンの味はいまでも時々食べたくなる。
懐かしさを求め、今回はお店に向かいました。
1.一蘭 渋谷店
そう、今回ご紹介するのは今では一杯970円と高級博多ラーメンへと成長した、一蘭 渋谷店さん。
渋谷駅ハチ公徒歩5分ほどのところにあります。
一蘭といえば個室のように壁が仕切られ、店員と会話をせずラーメンが食べられることで有名です。
空いてそうな時間を狙って、15:30頃お店に到着するも階段のところまで行列が。
さすが!と言った感じです。
入店を済ますと、まずはタッチパネルで食券を買います。
お腹を満たしたかったのであれやこれや頼んだら1670円に…
場所によってはランチコース食べれる値段。これぞ一蘭。
その後チェックシートにお好みの麺の硬さや辛味噌の量などをチェックします。
本来は席の手前の電光掲示板で空席を見てから席に座るのですが、満席のため店員さんが案内していました。
しばらく待って着席。
先に食券とチェックシートを渡します。
席にも会話しなくてもいいような工夫が。
私は反応で普通に「ありがとうございます」など普通に声出るので意味ないんですけどね…
替え玉の注文は卓上に付いているこのボタンを押してからプレートを置くシステム。
その際にチャルメラの音が鳴り響きます。最早一蘭といえばこの音。
そして少し待って着丼。
まずは辛味噌を混ぜずにスープから飲むのがセオリー。
麺は少なめに出来ているので、少食でなければ替え玉必須です。
麺は細麺のストレート麺。
スープはちゃんととんこつの味がする。
チャーシューは甘くて日本人が好きな味。
自分で剥く卵もとろっとしていて満足出来ます。
結構美味しいと思うのですが、値段もあってかアンチも多いのが悲しいところ。
"博多ラーメン"と思うといけないのかもしれません。
"一蘭"というブランドを食べに来たと思えば安いものです。
そして替え玉にはチャーシューとオスカランの酸味を入れて頂きます。
黒酢の甘酸っぱい味が一蘭のスープには合うんですよね。
上手く出来てるラーメンだと思います。
このオスカランの酸味も一蘭ならではです。
無事、完食してご馳走様でした。
2.豊か五感ポイント
《視覚》
✔︎一蘭はまるでテーマパーク。
一味違うスタイルのラーメン屋さんを楽しみたい方に向いています。
ラーメンに辛味噌が入っているから、コントラストも綺麗です。
《聴覚》
✔︎店員さんの業務的な声と替え玉のチャルメラの音しか聞こえない店内。
みんな黙々とラーメンに集中。
自らが啜る麺の音と、スープの喉越しの音を思う存分味わえます。
《嗅覚》
✔︎ とんこつラーメン屋さん独特のあの香りは無い印象。
ラーメン自体もいい香り。臭みを感じません。
とんこつ臭が苦手な方でも食べれるラーメンです。
《味覚》
✔︎スープだけの味わいと辛味噌を混ぜた時の味の変化を楽しめます。
更にオスカランの酸味を入れると最高潮!
《触覚》
✔︎麺は博多ラーメンだけあって、歯触りの良い硬め麺から、スープが染み込んでほんのりもっちりとした麺に変わります。
ゆっくり食べる人は二度と楽しめていいですよ。
日本人にも外国人にも人気のお店です!
ぜひ一蘭 渋谷店さんに足を運んでみてくださいね。
3.お店の詳細
〒150-0041
東京都渋谷区神南1丁目22−7
岩本ビル B1F
渋谷駅ハチ公口 徒歩5分
営業時間:11:00~翌6:00
定休日:無休