本日３月２２日は牡羊座の新月です。
新月は満月のように美しい月が見えるわけでは無いので、あまり気にしていないという方も多いと思います。
しかし、スピリチュアルの世界で新月とは、願い事をすると叶いやすい日とされています。
そもそも月は自分で光っているわけでは無いので、新月は地球から見えるありのままの姿です。
通常、月が光って見えるのは太陽の光が反射しているからで、太陽と月と地球が真っ直ぐ並ぶ新月は、反射面が地球から見えないだけなのです。
今回はそんな神秘的な新月と願い事について、紐解いていきたいと思います。
１.私たちの持つ意識
なぜ新月は願い事に良い日とされているのでしょうか。
それは私たちの持つ意識に関係しているからです。
まず、私たちは思考や計算などを司る顕在意識と、感情や記憶などを司る潜在意識を持ち合わせています。
願い事を叶える時というのは、この顕在意識と潜在意識の両方で、その願望が叶うと素直に信じきれないといけません。
顕在意識で自分に言い聞かせることは簡単ですが、潜在意識にはしぶとく言い聞かせないとなかなか願望が入っていかないのです。
また、人間の潜在意識には現状維持機能というものがついています。
揺り戻しやお試しとも表現されます。
これは何かの願望を叶えようとした時に、現状に引き戻そうとする力のことです。
潜在意識は過去の記憶から、今までと違うようなことをするとストップをかける習性があります。
それは私たちを守るためでもあります。
今までと同じ方が何も変わらないので楽だし、場合によっては安心できるからです。
ですので、願い事をした後は願ってもいない一見ネガティブなことが起きてしまうことも多々あります。
しかし、願望を叶えたいのであれば、それでもめげずに前に進んでいく必要があるのです。
２.新月と願い事
そこで新月での願い事がとても有効になります。
理由は、新月は願い事を潜在意識に落とし込みやすい時だからです。
太陽は顕在意識、月は潜在意識の象徴です。
新月は太陽と月と地球が真っ直ぐに並ぶ時であり、月が隠れることによって潜在意識の力が最も弱まる時です。
ですので、新月は無意識をコントロール出来る時間ということになるのです。
ということは、無意識である潜在意識に願望をしっかりと落とし込めれば、すんなり願い事が叶いやすくなるということです。
そして、潜在意識に完全に落とし込めた願望というのは、現状維持機能が発動しづらいです。
それだけスムーズに物事が運びやすいのです。
一石二鳥というわけですね。
３.今回の新月
今回の新月は２：２２頃、牡羊座で迎えた新月です。
願い事は新月になってから８時間以内、または４８時間以内が良いとされています。
必ず新月の時間がきた以降に行います。
新月の時間が夜中の場合もありますので、２日以内に出来れば良しとしましょう。
また、ボイドタイムといって新月のパワーが無効になる時間帯が有ります。
今回は３月２４日の２：１２～ ３：４１です。
この時間の願い事は避けるのが吉です。
稀にかなり早い段階でボイドタイムが来ることもありますので注意しましょう。
そして、今回の牡羊座の新月はちょうど昨日の宇宙元旦も相まって、物事を始める力に長けており、現状打破、そして自分にも他人にも素直になれるパワーがあります。
ですので、何かを始める際の願い事だったり、現状を変えるための願い事や、自分に対してのマインド設定の願い事が良いでしょう。
このように新月は月によってパワーを発揮する得意分野が違います。
その月に合わせて、最適なお願い事をするとより叶いやすくなるのです。
新しいスタートを切れそうだね！
ぼく やせます！
４.新月の願い事のやり方
次に、新月の願い事のやり方です。
願い事は月を見てただ祈るのもいいですが、オススメなのが直筆で紙に書き出すというものです。
書く方がより、潜在意識に落とし込みやすいからです。
まず、願い事は２〜１０個ほど書きましょう。
願い事が１つではない理由は、１つだけだと願い事に執着してしまいやすいからです。
執着してしまうと、その願い事は叶いにくくなってしまいます。
また、「〜なりますように」ではなく、「しています」や「しました」のように断定系や過去形で書くのがベストです。
そして最後に「叶えてくれてありがとうございます。」とお礼も添えましょう。
感謝の波動は宇宙意識に近いものですので、より願い事が叶いやすくなります。
おわりに
あなたの願い事はなんですか？
これを機に今までやりたいと思っていたけど、蓋をしたものに挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回の新月の願い事が出来なかったとしても、毎月チャンスがありますので、ぜひやってみてくださいね。