【スピリチュアル】幸せは内側に求めるもの

みなさんは今、幸せでしょうか？

中には辛いと感じる現実を歩んでいて、全然幸せを感じられないという人もいるかもしれません。


そして、もう一つ。みなさんに質問があります。

幸せとはどこにあるか、知っていますか？

この質問に即座に答えられる人は限りなく少ないでしょう。

私たち人間が”幸せになりたい”と感じるのは、ある種魂の叫びのようなものです。
それは、私たちの魂が元々は光り輝く高次のエネルギー体だからです。

幸せを求めて現実世界を彷徨っている人はたくさんいます。
ですが、いくら探しても本当の幸せというのは見つからないのです。

今回はどうして幸せは見つからないのか、そんなハッとするお話をしようと思います。

１．幸せは内側にある

よく自分探しの旅に出る人がいます。
本当の自分を探して、世界に旅に出るのです。

しかし、自分探しの旅をして自分が見つかったという事例はあまり聞きません。

それはどうしてでしょうか。


答えは簡単。
外側の様々な事象を体験しても、本当の自分はずっと内側にいるからです。

それと同じで、外側に幸せを求めても、見つからないのです。


例えば、「結婚したら幸せになれる」とか、「宝くじが当たったら幸せになれる」とか考える人も少なくないと思います。

ですが、それは裏を返すと今幸せでは無いあなたが思いついたただの思考です。
今幸せでは無いのなら、この先本当の幸せを感じることは難しいでしょう。


これは以前もお話しした現実創造論からも説明がつきます。

今幸せを感じていない人が幸せになるために結婚しても、また違う不幸せに感じる現象が起こります。
結婚して一時期は幸せを感じられたとしても、また別の何かが襲い掛かってくるのです。

何度も同じような辛い経験をしている方がいるとしたら、それはいつも同じマイナス意識のパターンから抜け出せていないからです。

そして、幸せというのは、実は自分の内側にあります。
幸せを感じられる心というのは、いつもここにあるのです。

幸せになりたいのなら、今、幸せを感じてください。

日常にも幸せはたくさん転がっています。
そういった小さな幸せに気づき、感謝できる人が本当の幸せを手に入れていくのです。

２．私たちは”有る”を知っている

何か欲しい物があるとき、お金が足りないから断念した経験がある方も少なくないと思います。
また、成功している人を見て虚しくなったり、焦燥感を感じたことがある人もいるでしょう。

この状態というのは、私たちは”不足”を感じています。

自分には”無い”と判断しているのです。


ですが、よく考えてみてください。
どうして”無い”と不足を感じるのでしょうか？

例えば、毎日おにぎり一個しか食べられないとしたら。
物凄い不足感を感じますよね。

それは私たちが食べ物が”有る”状態を知っているからです。

おにぎり一個が当たり前だったら、お腹は空いても不足感は感じないわけです。
だって、それが当たり前なのですから。


このように、私たちは”有る”を知ってるからこそ、不足感を感じます。

また、何か願望が出てきた時に、金銭的な問題や、その他物理的な問題で諦めた場合も不足感を感じます。
それが手に入っている状態を現実世界で知らなくても、不足感を感じるのです。
（※ここでの願望とは、恐れから来る思考で考えた願いのことでは無く、本当に欲しいものやなりたいものです。）

これは、本来の私たち（魂）は”有る”状態を知っているからです。


そして、この”有る”状態というのが、今世地球で体験するべき本当の幸せでもあります。

まずは想像で感じる”有る”で構いません。
その幸せを感じられることが出来たら、この先も幸せが続いていきます。

日常生活に”有る”はたくさん溢れています。幸せはたくさん”有る”のです。

３．今幸せであること

今幸せであることはとても大切です。
それにはある程度、不要な観念や思考を手放す必要があります。

私たちは幼少期から大人になるまで様々な観念が刷り込まれています。
例えば、「社会に出るのは大変」だとか「お金を稼ぐのは簡単ではない」とか。

愛に課題がある方は、「私を愛してくれる人なんていない」などと思っている方もいるでしょう。

これらは全て不要な観念です。
本来の私たち（魂）とはかけ離れた意識です。

もし、何か私生活で上手くいかないことがあるとしたら、まずは自分がどんな観念を持っているのか炙り出してみましょう。
まずは気づくことが大切です。

そこから新しい幸せな観念を刷り込んでいくと、より幸せを感じやすくなります。

４．幸せは人それぞれ

幸せとは、大それたものではありません。
自分の心の中にある、小さな灯です。

人それぞれ、幸せは違います。
自分がワクワクするもの、嬉しいも、楽しいもの、感動するもの、それを全てひっくるめたものが幸せです。

私の幸せはコーヒーを飲むことや、食べたいものを食べること。
そして、気の知れている仲間と過ごす時や、街のお祭りなど多くの人が楽しそうにしているのを見た時です。

多くの人の幸せが、私の幸せでもあります。
だから私はカウンセラーという道を選んだのかもしれません。


また、幸せを他の言葉で表すと、一番近いものは”安心感”だと感じます。

安心して眠れる場所があること、それだけでも幸せなことでは無いですか？


幸せの沸点は低い方がいいです。
どんな些細なことでも幸せを感じていてください。
感じた幸せの分、それが増幅して未来に還ってきます。


そして、不要な観念を手放し、思考や意識がクリアな状態ですと、本当に毎日幸せで楽しくなります。
感じていた生きづらさや、心のモヤモヤも無くなります。

多くの人が地球上でその意識にまで上昇出来たら、争いごとは無くなると私は本気で思っています。


誰だって幸せに生きていいのです。
自分なりの幸せを、どうぞ見つけてくださいね。

おわりに

ここまで幸せについてお話しをしてきましたが、いかがでしたか？

幸せは内側に求めればきっとたくさんあるはずです。
より良い現実を今後歩んでいくためにも、今、幸せでいてください。

誰にでも幸せを感じる心は備わっています。
幸せは今ここにあるということを忘れないでくださいね。