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【つぶやきコラム】トランジェンダーになりたい少女だった

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ここ数日、産経新聞出版から発売された『トランスジェンダーになりたい少女たち』という書籍が話題になっています。


少し前にKADOKAWAから発売されようとしていた『あの子もトランスジェンダーになった』の焚書とされており、KADOKAWAでは脅迫により出版中止に追い込まれましたが、産経新聞出版では「脅迫に応じることは、出版文化と表現の自由を脅かす前例を作ることになり得る」として予定通り刊行されました。

脅迫が相次ぐ理由として内容の信憑性に欠けるというのもあるようですが、Amazonでは1位を獲得するなど、トランス活動家たちとは裏腹に好調な売れ行きを見せています。
しかし、一部の書店では同じく脅迫により販売自粛に追い込まれるなど、しばらくは攻防戦が続きそうです。


しかしながら事実として、日本だけではなく世界的にトランスジェンダーの思想や性自認が広がりを見せているのは確かです。

本書では自身の”性”についてより考えるきっかけとして、インターネットやSNSの普及が大きく関係していると言います。
確かにSNSなどを通して「私もそうかもしれない」と考える余地が十分にあり、思春期の難しい年頃では余計に本来の自分を探して混乱することもあるでしょう。


かく言う私も、小学生の頃から中学生くらいまでは自分は男性ではないかと思っていました。
性格的にいわゆる男勝りな一面があり、男性性の強い幼少期を過ごしたのです。

男の子との喧嘩にも負けませんでしたし、女の子の遊びよりも男の子の遊びが好きでした。
女の子に告白された経験もありますし、男性になりたいと願った日もありました。

しかしそれはあくまでも”性格の特性”であり、真のトランスジェンダーではなかったのです。


当時はまだ今ほどトランスジェンダーの思想は多く無く、SNSもありませんでした。
ですが、もしSNSがあったらどうでしょうか。

”自分は男性ではないか”と、あの頃よりも深く考え込んだかもしれないと思うのです。


最後に、”性”についてはとてもデリケートな問題であり、一筋縄ではいかないと感じます。
それは周りにどんな人がいるかという環境にも左右されたり、精神面や性格の特性にも直接繋がっているからです。


そしてメンタルが安定していないと本来の自分は見えにくくなってしまいます。
それはスピリチュアル的にもそうで、本来の自分に還り、真の幸せを感じるにはメンタル面の安定が必要不可欠です。

トランジェンダーの方に限らず、自分の感覚を信じて生きていってほしいですが、常にメンタルの安定や向上は大切にし、誤った選択だけはしないで欲しいと感じます。

特に取り返しのつなかい選択には、慎重になってほしいものです。


多様性が叫ばれる今のこの時代で、一人でも多くの方が幸せに生きていくことを切に願います。



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