学生時代の親しい仲間や、趣味での親しい仲間など、一定のコミュニティではよく似た者同士が集まると言われます。
これは「類は友を呼ぶ」とも言いますが、どうしてそのようなことが起こるのかみなさんはご存知ですか?
実はこれはスピリチュアル的な観点から、きちんと理由を説明することが可能です。
そこで今回は、「類は友を呼ぶ」理由について紐解いていきましょう。
1.同じ波動は引き合う
まず、スピリチュアル的観点からいうと、同じ波動のものは引き合うという性質があります。
波動について詳しくはこちら
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これは波動の法則といって、近しい波動のものが引き寄せられてくるというものです。
これは人間にも当てはまります。
ここでみなさん、学生時代を思い出してみてください。
クラスにそれぞれ出来たコミュニティというのは、似たもの同士の集まりではありませんでしたか?
例えば、ギャルっぽい子たちはそういう子たちと固まっていたし、アニメ好きなオタク気質の子たちはそういう子たちと固まっていたと思います。
また、ネガティブな人のところにはネガティブな人が集まり、ポジティブな人のところにはポジティブな人が集まっていたことでしょう。
どうしてそのようなことが起こるのかと言うと、それは同じような波動を発しているからです。
趣味、趣向が同じ人たちは心が通いやすいのと同様に、波動も引き合っているのです。
そして、いつも一緒にいれる人というのは、どこか安心感があると思います。
波動が近しい人ほど人は安心感を覚えます。
逆に波動が全くといっていいほど合わない人の場合は、居心地が悪く逃げ出したくなります。
それほどまでに人間の波動は、私たちの生活に深く関わっているのです。
2.鏡の法則
もう一つ、類は友を呼ぶと似ている事象として「鏡の法則」というものがあります。
これは登場人物は自分の合わせ鏡というものです。
例えば、誰かに酷いことを言われて嫌な気分になったとします。
それと同じことをあなたもしている可能性が高いということなのです。
もちろん全ての事象がこの鏡の法則に伴って現れているわけではありませんが、自分の周りの人間関係というのは大方自分の写し鏡のような人であることが多いです。
過去に自分が誰かに酷いことを言ったとしたら、別の人物から同じようなことをされるということが起こります。
また、これは自分が自分に対してしていることもそうで、自分が自分を大切にしていないと、他人に大切にされないという事象が起きやすいです。
これも全て学びのために起こるものです。
また、「ありがとう」と素直に言える人のところにはそのような人たちが集まり、逆に言えないような人のところには言えない人たちが集まります。
これは言霊も相まって、顕著に現れます。
みなさんの周りの人たちは、どんな方々ですか?
ぜひ考えるきっかけにしてみてくださいね。
相手は自分の写し鏡なんだね!
ぼく「ありがとう」って いえるよ!
3. 他人の振り見て我が振り直せ
「他人の振り見て我が振り直せ」という言葉があります。
これは鏡の法則があるように、自分のした行いや、自分が発した言葉は必ずなんらかの形で返ってくるようになっているから出来た言葉です。
ですので、誰かに嫌なことをされたり言われた時は、自分の行いや言葉を振り返る時です。
また、どんな人たちと生活を共にしたいかというのも大切になってきます。
出来れば愛に溢れた優しい人たちと出会いたいですよね。
そのためにはまずは立ち振る舞い、使う言葉、思考、感情全てにおいて自分を整えることが必要なのです。
そして、人間関係は自身のことを見直すきっかけになります。
より良い人生にするためにも自分の中の登場人物がどんな状態かを見極めてみてくださいね。
おわりに
自分の周りの当日人物というのは、自分が創っていると言っても過言ではありません。
理想の人間関係を望むなら尚更、自分の立ち振る舞いや使う言葉には気をつけていきましょう。