自分のことが好きになれない・・・
もっと自分がこうだったらいいのに・・・
そんな風にお悩みの方は意外にも多いのではないでしょうか?
これは自己肯定感が低いことから起こります。
他人と自分を比べて、欠点と感じる部分を意識してしまうのです。
そして昨今何かと話題に上がる自己肯定感ですが、実はこの自己肯定感の意味を履き違えている方も少なくありません。
他人と比べて自分の優れているところを探す方も多いですが、本来の自己肯定感というのはそういった強みのある自分を好きになることではありません。
今回は心がちょっぴり軽くなる、本当の自己肯定感についてお伝えしていこうと思います。
1.自分を無理に好きになろうとしない
自己肯定感を上げたいと思う人が陥りやすいのが、自分の事を好きになれないということです。
他人と比べて自分の出来ないことや、足りないと感じる部分を自分で責めてしまいます。
特にこの自分責めは更に自分を追い込むことになります。
例えば、特定の誰かを嫌いだったとして、そうそう無理に好きになろうとは思わないですよね。
それと同じで、自分の嫌いだと感じる部分があってもそのままでいいのです。
そして、それは深堀すると自分の中で自分をジャッジしてしまっているだけです。
あくまでも自分の中の”常識”の中で他人と比べて、自分を下に見てしまっているのです。
これは他人に対する”嫌い”という感情にも同じことが言えます。
自分の中の常識に相反する人だから”嫌い”と感じるのです。
しかしながら、それは自分で決めているだけで他人から見たらまた違う意見が出てくるでしょう。
時には自分のことを主観的に見るのではなく、客観的に見ることも大切です。
自分の好きになれないと感じる部分は、客観的に見て本当に短所でしょうか?
また、過去に他人から指摘されてトラウマになっている部分があるとしても、それはその指摘してきた人の中の常識での話です。
他の人の意見を広く聞けば、必ず違う意見も出てきます。
それくらいに私たちの特性というのは曖昧なのです。
短所も見方を変えれば長所です。
無理に好きになろうとしなくても、このままでいいか・・・という気持ちになってくれば勝ちです。
2.神の完璧
ここでスピリチュアルな話をひとつ。
みなさんはこの世に”完璧な人”って存在すると思いますか?
答えは半分Yesで、半分Noです。
それはなぜかというと、人は元々助け合うように出来ているからです。
私たち人間というのは、得意・不得意があったり、秀でている特性もそれぞれ違います。
人と比べてしまえばどこか”足りない”ように感じてしまいますが、それは全て人間同士で補うためです。
全員が全員、完璧に物事をこなせてしまうと、世の中の大方の仕事は無くなります。
誰しもが歌を上手く歌えたら、誰かの歌に感動することもありません。
誰しもがスポーツ万能であれば、オリンピックも存在しないでしょう。
私たち人間は”不完全”だからこそ、様々な恩恵も受けているのです。
そしてその”不完全”な私たちというのは、神にとっては完璧なのです。
そう、あなたも今のままで完璧なのです。
自分を責める必要は全くありません。
自分に自信がなくなりそうなときは、この話を思い出してくださいね。
3.ありのままを受け入れる
本当の自己肯定感というのは、自分の嫌いだと感じるところを好きになることではなく、ありのままの自分を受け入れることです。
私たちは元々不完全な状態でこの地球にやってきています。
それは人々が助け合い、愛を学ぶためでもあります。
あなたは今のままでも神の完璧なのです。
何も恥じることはありません。
時には誰かに頼ることも、この地球上では大切なことなのです。
そして、自分の短所も受け入れ、自己肯定感が高まると自分に自信が持てるようになります。
そうなると、いわゆる波動(身に纏っているエネルギー)も高くなり、それに合わせて良い現実が引き寄せられてきます。
自己肯定感を上げることは、良い現実を創造することにも繋がります。
ぜひありのままの自分を愛してあげてくださいね。
今のままの自分でいいんだね!
ぼくも 完璧!
おわりに
今回は自己肯定感についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
ありのままの自分を受け入れるというのは、周りの人をも受け入れて愛することにも繋がります。
私たちは”不完全”でこそ、神の完璧です。
助け合いの意識を忘れずに、自信をもって歩んで行ってくださいね。